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◇その前に下準備

ブタ鼻をつけるにあたって、リュック自体に縫い付けるのが理想的ではあるが、用意できるリュックがバリバリ現役の普段使いリュックのみであるのと、リュック自体がミシンに通らないという理由により、簡易的な方法で済ませることにした。

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こういう風に

(1)作ったブタ鼻と同じ大きさの布を重ねて縫う
(2)裏に両面テープを貼りリュックにくっつける

という方法だ。これならミシンも使え、リュック自体に針も入れる必要がない。
早速ミシンをかけよう。

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右側通行も

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2匹のサルも

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笑ってる彼も

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第1号はブタ鼻として使えるよう修正も加えた

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もう無個性とは呼ばせない

…いやはや、こうして数が揃うと、自然と説得力が生まれるというものだ。(なんの説得力かは置いておいて)
昨日まで無個性だったブタ鼻に、交通ルールやマスコットキャラクターの命が吹き込まれた瞬間である。


◇いよいよ装着します


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ただのリュックが

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スマートフォンの画面のように!

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なんの変哲もないリュックが

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交通無法地帯に!

調子に乗って、ひとつのリュックにたくさんつけてしまった。これではまるでワッペンのようだが、いっぱい付いているのはかわいい。それでいいと思う。
当然ひとつひとつがピッケルホルダーとしての機能を持っている。ただのワッペンとの違いはそこである。

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ピッケルがないので金づちをつけた

じゃんけんで負けて仲間のピッケル3本を運ぶことになっても安心である。もちろんその場合、ブタ鼻はしっかり縫い付けておくべきだろう。

もし他人と同じブタ鼻に飽きたら、ぜひ作ってみてほしい。ちゃんとした革で作ったら、かっこいいと思う。


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このあとバラバラの2人を復元して遊びました


おわりです(その1にもどる)
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◇さらに自由に

交通標識の一覧にいいモチーフを見つけた。

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オンパレードやー

ピンクで囲った3つが、僕にはもはやブタ鼻にしか見えない。

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なので

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つくっちゃいました

直線だけなので楽なもんである。うっかり図形が反転してしまったので、右側通行になってしまったが。

そしてもうひとつ。どうしても挑戦したい図案を見つけた。

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並進可

交通標識としてはマイナーなこの標識が、ブタ鼻製作欲をかきたてる。しかし、先ほどの「二方向交通」とは比べ物にならない複雑さである。うまくくりぬける自信はない、が。

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やったらー!

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ちょっとずつ!

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ちょっと…ずつ…

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ちょっ…えっ…?

なんか違う!

これはどう見ても、2匹のサルの浮かれダンシング。

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ウッキーウキウキ

切り離される部分が出ないように図案を改造する必要があったとはいえ、こんなにも何がなんだかわからないものが出来てしまうとは。

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バラバラにくりぬかれた2人も浮かばれぬ


このままでは終われない。彼の力を借りる時が来た。

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その彼

デイリーポータルZのマスコット、Zくんである。
彼もまた、ブタ鼻たる素質を秘めている。僕にはわかる。

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つまり

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こういう

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ことです

オレンジ色の革がなかったため焦げ茶色で代用したのが悔まれるが、今までで一番満足のいく出来となった。

役者は揃った。いよいよリュックに装着だ。


もうちょっとだけつづきます(その4へ)
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◇どんどんつくるよ

第2号は一番初めに思いついたデザインにしてみよう。いわゆる飲食店のピクトサインである。

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こういうの

見れば見るほどブタ鼻にふさわしい形である。二つ穴だし、簡単そうだし、なによりカタチとしてわかりやすい。
反転図形を裏側に下書きして、カッターで切り抜くとしよう。

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今度は灰色をチョイス

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フォークに苦労させられた

ユザワヤで1枚420円だったこの革が、伸縮性があって実に切りにくい。カッターで切るには、曲線や細かい部分のカットにかなりの技術がいる。このあとはさみで微調整してなんとか形になった。

ええい、数をこなせ。習うより慣れろだ。第3号に取り掛かろう。

次のモチーフは「!?」。…正直に言おう、デザインが思いつかない。ましてやブタ鼻として成立し、自分の腕でくりぬけるものとなるとなおさらだ。
苦し紛れの第3号であるが、新しい道具が使えるデザインのため、少しばかり新鮮な気持ちで挑もう。

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秘密兵器登場

きれいな丸をくりぬくための秘密兵器、ロータリーポンチだ。
使用は初めてだが、皮革などの穴あけに!!と銘打ってあるので力強い味方となるであろう。

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「ええと、こうやって…」

説明書どおりに、付属のカッターマットを一緒に挟んで握りしめるも、なかなか穴が開かない。
「意外と力が要るんだな」と思いながら精一杯グリップを強めると、

「ガチッ!」

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「おう、あいたあいた。…って!」

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まさかのカッターマット貫通

付属のカッターマットが貫通するなんて、ちょっと信じられない。カッターとマットの関係なんて「矛<盾」なもんだと思っていたが、そうではなかったようだ。ひとつ大人になった。
そしてもう一つわかったことは、この革はこのポンチで穴を開けるのに向いていないということだ。秘密兵器、敗れたり。結構高かったのに。

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貫通したときの気持ちを代弁

結局カッターとはさみを駆使して、なんとか完成した。心の荒みを反映しているようで、なんとなく精彩に欠ける出来となってしまった。

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でも3つ並べるとイイ感じ

ここで、新たなモチーフの案を思いついた。交通標識だ。
ブタ鼻にふさわしいデザインがないか、自動車教習所での教科書を取り出して探した。


まだつづきます(その3へ)
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◇事の発端

先日僕のリュックを見て、母がおずおずと尋ねてきた。

「…それって、なんかのブランドのマーク?」

えっ。それって…コレ?

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コレのことらしい

リュックに付いたこの革製の部品のことである。その見た目から「ブタ鼻」と呼ばれているものだ。
これがブランドマークの類でないことは分かるが、僕も詳しくは知らない。何か用途がありそうな代物だが、一体何のためについてるのだろう?

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別のリュックにも

母に説明するために調べてみると、ブタ鼻は正式名称を「ピッケルホルダー」といい、もともとは登山用の道具を結びつけるために付いていたものが、現在はただのデザインとして使われているということらしい。

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違うブランドの商品です

確かにリュックについているものはみんなほとんど同じ形であるから、「同じブランドの商品かも?」と思ってしまうのも理解できる。
…というか、ただのデザインなら、もっと個性を打ち出しても良いのではないだろうか。

よし、画一的な「ブタ鼻」に、個性をもたらそうじゃないか。

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ユザワヤで買ってきました



◇とりあえずつくる

今回の目的は「ブタ鼻に個性を与える」ことであるが、どうやって個性を出すか。
僕のアイディアは、ブタ鼻の外形を星型やハート型にすることではない。(どっかで見たような気がするし、探したらいっぱいありそうだ)
ブタ鼻の二つの穴をユニークにくりぬいてやろうじゃないか、ということだ。
デザインに自信は無いが、とりあえずやってみよう。

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厚紙で型を作って

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線を引いて

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はさみで切って

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くりぬけばできあがり


3枚目から4枚目への過程を撮り損ねてしまったが、こんな感じで第1号ができあがった。iPhoneのアイコンみたいでかわいらしい。

しかし、なかなかの出来栄えに喜んだのもつかの間、ブタ鼻としては失格であることに気づく。穴がつながってしまっているのだ。
ピッケルをくくりつけるという本来の用途で使う機会がなくても、ブタ鼻である以上、ここはやはり穴は2つ以上あるのが望ましい。「いざというときピッケルホルダーになるんだ!」という頼もしさを兼ね備えていてこそ、真のブタ鼻と言えるというものじゃないか。

第1号に関しては後に修正方法を考えるとして、以上の反省を踏まえて第2号の製作に取り掛かろう。


つづきます(その2へ)
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